こんにちは。中川 朋樹です。
これまでのブログでは、
大手不動産での経験や独立を決めた理由、税理士先生との連携についてお話ししてきました。
今回は、その中でも一番身近で、一番慎重になった
「家族に独立を伝えたときの話」を書いてみようと思います。
少し個人的な内容になりますが、
私自身にとってとても大切な出来事だったので、記録として残しておこうと思います。
目次
最初に独立の話をしたとき、家族は反対でした
独立の話を切り出した日のことは、今でもよく覚えています。
きちんと時間を取って話そうと思っていたのに、
自分の考えや気持ちをどう言葉にすればいいのか分からず、
伝えたいことを整理するのに少し時間がかかりました。
「本気で言ってる?」
妻の第一声は、それでした。
責めるような口調ではなかったけれど、
空気が一瞬止まったのを感じました。
大手企業で働いているという安心感。
これまで積み上げてきた環境や、奈良での生活。
その「当たり前の安定」を手放すことへの恐怖は、
私自身の中にもあったことです。
「本当に今なのか」
「リスクは大丈夫なのか」
その日は結論が出ないまま、話は終わりました。
一番近くにいた妻が気づいていた、働き方への違和感
当時の私は、過密な業務に追われ、心身ともに余裕をなくしていました。
外から見れば、特に問題はなかったと思います。
ただ、家に帰っても、
頭の中はずっと仕事のままでした。
子どもの話を聞きながら、どこか別のことを考えていたり、
余裕のない返事をしてしまったり。
やりがいを感じつつも、
どこかに「すり減っていく自分」がいたのです。
自分では気づかないふりをしていた変化を、
妻だけはおそらく、ずっと見ていたのだと思います。
そんな様子を見て、あるとき妻がぽつりと言いました。
「確かに、今は大きな問題はないかもしれないけど、
この働き方を、この先も続けていけるのかな」
「家族との時間や、自分自身の健康と両立できるのかな」
独立について賛成された、というよりも、
私が感じていた違和感を、同じ目線で一緒に考えてもらえた。
そんな感覚でした。
奈良で不動産業として独立するために、家族と向き合った時間
独立の話は、すぐに理解してもらえたわけではありません。
ただ、
私が日々どんなことを考えているのか。
どんな不動産屋でありたいのか。
少しずつ、落ち着いて話せる時間が増えていきました。
税理士さんと相談しながら進めていることも伝え、
現実的に準備をしていることを知ってもらう中で、
妻の気持ちにも変化が生まれていったように思います。
妻が言ってくれた「結論、やったらいいやん!」という一言
何度も話し合い、
私が描いている税理士の先生との構想を丁寧に伝えていきました。
するとある日、これまでとは違う雰囲気で妻が言いました。
「結論、やったらいいやん!」
その言葉の続きで、
こんなことを言ってくれました。
「無理を続けるより、
あなたが健康で、笑顔でいられる働き方をしてほしい」
その言葉を聞いたとき、
肩の力がすっと抜けたのを覚えています。
今でもふとしたときに思い出す、
私にとって大切な言葉です。
「家族が応援してくれている」
その確信が持てたとき、
私の迷いは消え、奈良で独立するという決意は揺るぎないものになりました。
奈良市で、家族に誇れる「寄り添う不動産」を目指して
独立を決めてから、
私の顔つきは変わったようです。
将来の話を前向きにするようになった姿を見て、
家族も今では全面的に協力してくれています。
私が目指すのは、
数を追いかける大規模な営業ではありません。
奈良市にお住まいのお客様一人ひとりと、
しっかりと向き合う時間を作ること。
それが、
私を支えてくれた家族への恩返しであり、
これから出会うお客様への約束だと思っています。
「大手だから安心」ではなく、
「あなたが担当だから、安心して任せられる」
そう言っていただける不動産のプロとして、
2026年春の開業に向け、一つずつ準備を進めています。
引き続き、
温かく見守っていただければ嬉しいです。
