こんにちは。中川 朋樹です。
これまでの記事では、
株式会社RESTが目指している不動産取引の全体像や、
仲介手数料0円の仕組みについてお話ししてきました。
開業までの経緯や葛藤については、以前の開業ストーリーシリーズでお話ししました。
業界に対して違和感を持つだけなら、誰でもできます。
私が考え続けたのは、
「では、何を変えれば解決するのか」という部分でした。
今回は、その背景をお話しします。
目次
本来、不動産取引は「どこでも同じ」であるべきもの
私は、不動産というのは本来、
どの会社で購入しても、どの会社で売却しても、
一定の品質のサービスが提供されるべきもの
だと考えています。
しかし実際の現場では、
会社や担当者によって取引の結果に差が出てしまうケースが少なくありません。
売主側で起きていること
例えば、売却の場面では
「囲い込み」と呼ばれる動きが起きることがあります。
これは、売却を依頼された不動産会社が、
物件情報を他社に公開せず自社だけで抱え込み、
買主も自社で見つけようとする行為です。
売主・買主の両方から手数料を受け取る「両手取り」を狙うためです。
本来であればもっと広く情報が流通し、
より良い条件で売却できる可能性があるにもかかわらず、
結果的に価格を下げてしまうようなケースがあります。
売主様にとっては、
本来得られるかもしれない利益を逃してしまうことになります。
買主側で起きていること
一方で、購入の場面では、
「他にも検討している方がいます」
「この物件はすぐに決まってしまいます」
といった言い回しによって、
判断を急がされるケースも見られます。
もちろん、人気のある物件であれば事実であることもありますが、
十分に比較検討ができないまま契約に進んでしまうこともあります。
見えにくい「住宅ローンのリスク」
さらに、住宅ローンに関しても、
・金利上昇のリスク
・将来的な返済負担
といった重要なポイントについて、
十分な説明がないまま話が進んでしまうケースもあります。
不動産の購入は、物件そのものだけでなく、
「お金の計画」とセットで考えるべきものです。
それにもかかわらず、
その部分が軽く扱われてしまうことに違和感を感じていました。
これらは「特別な話」ではありません
ここまでお話しした内容は、
決して一部の特殊なケースというわけではありません。
業界の中では、ある意味で
「よくあること」として扱われている側面もあります。
だからこそ私は、
「それが当たり前でいいのか?」
という疑問を持つようになりました。
そして行き着いた答えが、構造そのものを変えることでした。
「違和感」を「仕組み」に変えた理由
囲い込みが起きる背景には、手数料の構造があります。
急かす営業が生まれる背景には、広告費を回収しなければならないコスト構造があります。
住宅ローンの説明が薄くなる背景には、「売ったら終わり」という関係性があります。
つまり、担当者個人の問題というより、業界の構造が生み出している問題です。
であれば、変えるべきは個人の意識ではなく、仕組みそのものだと考えました。
手数料の取り方を変える。広告費をかけない。営業スタイルを変える。
これらはすべて、違和感の根っこにあった構造への、私なりの答えです。
株式会社RESTが目指すもの
私たちが目指しているのは、
売主・買主のどちらかに偏るのではなく、
双方にとって不利益が生じない取引です。
そのためには、
が不可欠だと考えています。
情報の非対称性をなくすために
不動産取引では、
「知っている人」と「知らない人」の間で
情報の差が生まれやすい構造があります。
この“情報の非対称性”によって、
どちらかが不利になってしまう状況は、
本来あるべき姿ではありません。
だからこそ私たちは、
できるだけ情報をオープンにし、
誰でも納得して判断できる環境を整えることを大切にしています。
この考え方が、すべての前提になっています
これまでお話ししてきた
・仲介手数料0円という仕組み
そして、
・しつこい営業をしないという方針
これらはすべて、
今回お話しした考え方がベースになっています。
この「営業の考え方」については、
次回以降の記事で詳しくお話ししていきます。
引き続き、読んでいただけたら嬉しいです。
\奈良市の不動産/
少しでも気になることがあればご相談ください
「相場だけ知りたい」「売却するといくらになる?」など
まだ検討段階でも問題ありません。
※しつこい営業は一切ありませんのでご安心ください
